プロジェクトミーティングの進め方~議論と対話

話し合いには2つある

ここまでプロジェクトミーティングの運営をうまく進めるためのツールをいくつかご紹介してきましたが、ツールを使用する前に基本となる考え方をご紹介しておきます。まず、よく私たちはミーティングをするときに、「ディスカッション」という言葉を使うことが多いのですが、実は「ディスカッション」とは話し合いの形式のうちの一つだということをご存じだったでしょうか。

話し合いには大きく2つあり、一つが、いま言う、テーマに収束していくための「ディスカッション(議論)」と、テーマを発散していく「ダイアログ(対話)」という形式があります。

議論と対話でプロセスデザイン

では、この2つの形式をどのように使い分けるかをご説明いたします。下図を見ていただくと一目瞭然ですね。

プロセスデザイン

①目標・目的設定=議論
②課題の探究=対話
③課題分析=議論
④企画立案=対話
⑤企画決定=議論

と、結論や方向性を決める話し合いの際には「ディスカッション」。つまりロジカルにミーティングを進行していくことが重要となります。一方、結論を求めずに、よりよいアイデアを発見するために、どんどん意見を出し合う話し合いが「対話」。これは課題は何があるか、どんな企画がおもしろそうか、といった話し合いに使います。前回ご紹介した「ブレスト」はまさしく「対話」です。

このコラムを読んでいらっしゃる方で、どうも社内のプロジェクトミーティングがうまく進まない、アイデア会議でもイマイチ、ブレークスルーするようなものが出てこないといった方は、この2つの形式を理解し、またプロジェクトの参加者に理解していただいて運営していくことが必要ですね。
(運営ルールについては、別コラム「グランドルール」をご参照ください)

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