「できない」が口癖の社員を1秒で変える方法② 

「できない」を口にする人は、何をして良いのかがわかっていない

「できない」と思いこんでしまうのは、その人が努力することを「潜在意識」が邪魔しているにすぎない、という話を前のコラムでしました。今回は、別の視点からも見てみます。NLP(Neuro Linguistic Programming)というものがあります。日本語で「神経言語学的プログラミング」と略されるNLPとは、短期的なセッションで効果をもたらすセラピーの一つです。心理療法のみならず、医療、教育、政治、スポーツ、ビジネスなどの様々な分野で活用され、 近年ではコーチングの技法としても注目を集めています。

このNLPには「学習の4段階」という考え方があり、具体的には、(1)無意識的無能(そもそも何をして良いのか、目的がわからない)、(2)意識的無能(目的はわかっているが、技術がなく、うまくできない)、(3)意識的有能(目的はわかっていて技術もあるので、できる)、(4)無意識的有能(特に意識しなくても、自然とできる)の4つに分けられます。はじめから「できない」を口にする人は、そもそも何をして良いのかがわかっていない(1)の段階にいます。目的もないのに仕事に身が入らないのは、当然といえば当然です。

「学習の4段階」を理解して指導すれば、相手はどんどん成長する

前のコラムでも述べた通り、「できない」に違いないと信じていることが、自分を楽(らく)させようとする潜在意識の仕業であることを気づかせ、目的を明確化させてあげれば、人は誰でも「(1)無意識的無能」から「(2)意識的無能」にステップアップすることができます。この流れを無視して、「(1)無意識的無能」にいる社員に対し、いくら技術を教えようとしてもスキルの習得やビジネスマンとしての成長はかないません。

相手が「(2)意識的無能」の状態になれば、教える側も楽しくなってくるでしょう。スポンジのように、どんどん吸収して成長を遂げていくからです。ファシリテーション、特にアイズ流のファシリテーションでは、NLPも取り入れつつ、カウンセリング、コーチング、ティーチングの力をフル稼働して、プロジェクトメンバーを巻きこみながら事業を推進していきます。第三者のファシリテーターだからこそ、先入観にとらわれることなく、コミュニケーションを取れるからかもしれませんが、若手社員を中心に短期間でガラッと変わることに驚かれることも多々あります。

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